宇宙を旅する音楽家 泉優

ネットに感謝☺️

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ネットに感謝☺️

 
 
 
 

 

☆動画で喋っています😊

 

https://youtu.be/Ha_afllOfKs

 

 

以下、文字バージョンです😌

 
 
 
 
今日は「感謝の記録」です!
 
 
個人的な話ですが、僕は2017年から2019年の終わりまでブルガリアで一人暮らしをしていました。
 
 
それまでは普通に日本生まれで日本育ちという平凡な生き方をしていましたが、大学卒業と同時にブルガリアのとある街のオーケストラに入団、就職することが決まりました。
 
 
なぜそうなったかと言いますと、大学が教育学部の音楽専攻だったのですが、僕の場合は教員免許を取得しないでチェロの実技的な練習に力を入れたので、教員になる道がなく、頑張ってチェロを練習してきたから絶対にプロになりたいという気持ちがありました。
 
 
そこで大学4年の10月くらいにブルガリアでオーディションがあると知って「チャレンジしてみよう!」ということで、両親に高い飛行機代を出してもらって現地ブルガリアまでオーディションを受けに行きました。
 
 
 
そんな流れで、ブルガリア就職が決まったのですが、日本を出発する当日まで「自分がブルガリアに移住する」「日本を離れるんだ」という実感がなく、のほほんと過ごしていました。
 
 
それが空港でお見送りに来てくれた家族や友達と離れて1人飛行機に乗った途端、心の中に隠れていた不安が一気に溢れ出しました。
 
 
 
ブルガリア語はほぼ何も知らないし当然何も喋れない。
 
自分が住むことになる家も知らない。
 
滞在許可などの手続きがそうなっているか。
 
ブルガリアでの銀行口座の開設をどうするか。
 
 
家賃の支払い、水道電気の契約、スマホとWifiをどうするか。
 
海外のプロオーケストラに入るプレッシャー。
 
ブルガリアの職場の人と話せるか?仲良くできるか?最初の挨拶はどうしよう?
 
そもそも仕事がいつから始まるか?なども知らされておらず、、、
 
色々なことがわからな過ぎて、本当に不安でした。
 
 
札幌から東京、東京からヨーロッパのどこか(色々な国を往復したので忘れました)、そこからブルガリアの首都ソフィアへと飛行機を乗り継ぎ、ソフィアから自分の住む街まで長距離バスで3時間半くらい、3日以上かけて到着。こうしてなんとか街のバスターミナルに到着すると、仕事場の事務の人が迎えに来てくれて、家も既に用意してくれていて案内してくれました。
 
 
これから住むことになる家に着き、今日寝るところに困らなくて良かったとほっとしながらベッドに倒れ込んだのですが、ここまでの長い旅路の間、ずっと不安でいっぱいいっぱいだった僕は心身ともに完全に疲れ果ててしまい、、
 
 
不安に疲れたところで今度来たのは、強烈な寂しさでした。異国の地に1人という孤独感は実感してみると凄まじかったです。
 
 
 
スマホとWifiの設定を済ませた僕は、すぐに家族友達に電話をしました。日本語を聞くだけで安心してしまって、いかに不安でいるかを聞いてもらうだけで大泣きするくらい辛かったです。数日はいろんな人に電話をしまくって、毎日1時間くらいは泣いていたと思います。
 
 
そんなこんなで、この後も色々と大変な思いはしつつも、なんとか仕事をスタートし、ブルガリアの優しいみんなに助けられて色々な手続きも1つずつクリアし、3ヶ月たった頃にはだいぶ生活に慣れることができました。感謝しかないです。
 
 
 
こんな経験をしたので、僕はインターネット社会にものすごく感謝しているんです。ブルガリアと日本でビデオ通話ができる時代ですよ。ネットには本当に助けられました。
 
 
また2022年現在は日本に帰国しているのですが、今でもブルガリアの友達と時々ビデオ通話をして、近況報告をしたり、僕がブルガリアにいた頃の懐かしい話をしています。こうしてご縁を続けさせてもらえていることも有り難いことです。
 
 
コロナの問題がなくなったら、またブルガリアに遊びに行くのが本当に楽しみですね。
 
 
 
インターネットが人を傷つける使い方をされないことを願っています。
 
  
ご覧頂き、感謝申し上げます。
 
 
精進致します。
 

この記事を書いた人

泉 優

カウンセラー、画家、チェロ奏者として活動しています。

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