宇宙を旅する音楽家 高橋勇輝

ヨーロッパのプロオケチェロ奏者になった道11

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大学初日!ワクワク星人は道を間違える

 

大学初日の前夜、

私の心はざわめいていました。

 

ウキウキ😊

ワクワク😊

 

そういえば小さい頃、誰かにウッキーと呼ばれていた記憶があります。

 

 
 
というのはどうでもいいのですが、
 

ついに札幌を離れ、新天地で初めての一人暮らしが始まります。何より大好きな音楽を専門に勉強する日々が待っているんです!

 

それはもうテンション上がりますよね。

 

授業リストをワクワクしながら眺めます。

 

専攻チェロ、副科ピアノ

合唱、音楽理論、音楽史、指揮法

オーケストラ合奏、弦楽アンサンブル

 

音楽の授業ばっかり!どれも楽しそう!

 

新生活への期待は膨らみます。

 

しかしそれよりも楽しみなのは、

 

新たな友達作り。

 

 

これから出会うのは、

きっと音楽が大好きな人たち。

 

今まではできなかった、

音楽のマニアックな話もできるはず!

 

高校のクラスで友達ゼロだった私は、卒業式ですら言葉を一言も発しませんでした。みんながアルバムにメッセージを入れ合っている中、教室の隅で机に突っ伏し音楽を聴いている始末。

 

それだけ人間関係を切ってきた私です。

 

 

ピュアなワクワクを18にして初めて知りました。

 

 

果たして、どんな同志に出会えるのか??

 

 

「声楽の人って素敵そうだよなぁ🤩」

 

「ピアニストはきっと多いよね」

 

「管楽器もみんな上手なんだろうなぁ。」

 

「ヴァイオリニストとは是非とも友達に。」

 

 

そして大学初日を迎えます。

 

 

新たな一人暮らし用の家から大学まで、徒歩15分の真っ直ぐ一本道だそうです。入試の時は家族に車で送ってもらったので、自宅から大学まで徒歩で行くのは初めてです。

 

友達作りをしたいので、かなり早めの1時間前には家を出ました。念には念を。

 

高校入学時と同じ轍を踏むわけにはいきません!

 

今回は人間観察に徹するのではなく、目についた人にはガンガン話しかけに行く作戦です!

 

積極的に話しかけるなんて、コミュ障の私には荷が重過ぎるのではないか?

 

否、私には高校時代3年分の貯金があります。

それはもちろん、音楽のオタクな知識。

 

ただ、こう質問すれば良いのです。

 

「何の楽器やってるの?」

「どの作曲家が好き?」

「好きな曲とかってある?」

 

あとは相手の好きな作曲家や曲の傾向に合わせ、会話を盛り上げるくらいの知識はあるつもりです。

 

 

初めて歩く道への不安、そんなものはカッ飛ばすくらい軽快でウッキウキな足取り。

 

 

早く新たな同志たちに会いたい!

 

 

はやる気持ちを抑え、

 

ゆるんだ顔を引き締め、

 

カッコ良く見える歩き方を研究してみたり、

 

そんなこんなで20分ほど歩いた頃、

 

私はある異変に気が付きました。

 

「あれ?大学着かなくない??」

 

心に不安がよぎります。

 

「道、間違えたのかな??」

 

ですが大学まではシンプルな一本道のはず。

 

間違えようもありません。

 

「通り過ぎちゃったかな??」

 

そんなはずもありません。

 

道に面した大学は大きいです。

 

不安を募らせながら、私は歩き続けます。

 

何度も引き返そうかと迷いつつ、

もうかれこれ1時間くらい歩きました。

 

すると道がカーブし始めました。

 

大学までの道にカーブは無いはず😃

 

「さすがにおかしい…絶対間違えた!」

 

時計を見ると、集合時間まで

あと5分!

 

これはやばい!

 

町外れまで来てしまったのか、道を尋ねようにも歩行者は無し。。。

 

静かにパニック状態に陥る私。

 

人生初のヒッチハイクを試みました。

 

ヒッチハイクのやり方は知りませんので、

 

とりま車に向かって手を挙げます。

 

 

 

→しかし残念。誰も停まりません。

 

そりゃタクシーじゃないもん。

 

5分くらい粘って心が折れかけた頃、、

 

歩行者Aを発見!

とっても優しそうな女性の方です。

 

私はすかさず道を尋ねます!

 

彼女によると、

 

大学は全然違う方向。

今から歩いても30分では着かない。

 

という事でした。

 

 

「あぁ、、、詰んだ。。」

 

 
思わず口に出てしまいました。
最初から方角を間違っていたんですね。

すると、、、

 

女性「もしかして学生さん??私の家がすぐ近くなので、今から車で送りますよ!」

 

どうやら彼女は天から遣わされた導き手だったようです。

 

 

 

彼女の家は現場から徒歩1分の場所にあり、ダッシュで車を出してくれました。

 

私「本当に助かりました….本当に…ありがとうございました!🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️」

 

彼女「いえいえ、私も人助けができて嬉しいです!学生生活、楽しんでくださいね☺️」

 

なんて心優しい方なんでしょう。

 

私の人生において、最も人の温かさを感じた一日となりました。

 

遅れて到着した私ですが、もはや焦りは消え去りとっても満ち足りた気分でした。

 

純粋な優しさに触れた時、人間は心をとかされてしまうんですね。

 

友達作ろう!あんなに息巻いていたのに、

ウキウキはどこかに行ってしまいました。

 

 

なんか、どうでもよくなっちゃった笑

 

 

その日は満ち足りた気分で、グッスリ眠ることができました。

 

 

次回、

本格的に音楽の世界に足を踏み入れた若者は、新たな同志たちと共に歩む!はずが…

 

初日の話だけで終わってしまいましたが、次回からはホントに大学編となります。

 

 

サイキックでスピリチュアルで現実的なカウンセラー

自動書記ヒーリングアート画家

元ヨーロッパのプロオーケストラチェロ奏者

高橋勇輝

この記事を書いた人

高橋勇輝

自動書記アーティスト、サイキックカウンセラー、プロのチェロ奏者として活動しております。超能力や精神世界との新しい向き合い方を探求し、それらを現実に活かせる芸術的エッセンスとして表現することで、今を生きる人々が互いに個性を楽しみ合えるような「彩」の世界を創りたいです。

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