宇宙を旅する音楽家 高橋勇輝

ヨーロッパのプロオケチェロ奏者になった道30

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カンボジアからスイスへ

 

大学2年の夏、人生で最も濃密だと感じたカンボジアでの1週間を終えた私は、無事に北海道に戻りました!

 

これからは好きな音楽を自分の好きにやるだけでなく、同時に聴いてくれるお客さんを励ませる音楽家であろうと心に決めたので、

 

練習もさらに加速、どんどんストイックになっていきました。

 

 

 

 

そして同時に、今の練習法による時間と己の能力の限界も感じ始めます。

 

毎日朝から夜までひたすら修行僧の如く山(練習室)籠りしていたわけですが、正直これ以上練習時間を増やせる訳ではありません。

 

 

 

楽器というのはすぐに上達を感じられるわけではないので、モチベーションを保つのが非常に厳しくなってきたのです。

 

 

モチベーションが下がれば、集中力も下がります。集中力が下がれば、練習効率も落ちます。

 

困った私は、集中力や脳疲労、メンタルコントロールなどに関する本を読み漁りました。

 

 

 

 

集中力を上手に維持できれば、最少の練習時間で、最高の練習効果を得られる!

 

つまり集中力をコントロールして行動を最適化すれば、今までより少ない練習時間で、今まで以上に上達できるのです。

 

その為にあらゆるノウハウを学び実践していきましたが、最もお手軽かつパフォーマンスを発揮できるものがありました。

 

 

 

「パワーナップ」です。

簡単に言うと「昼寝」です。

 

 

以下Wikipediaより↓

 

パワーナップ (power-nap) とは、一般的に15 – 30分程度の短い仮眠のことである。この用語は社会心理学者ジェームス・マースによる造語である。時間あたりに対する睡眠の効用を最大化する睡眠法とされている。キャットナップとも呼ばれる。

 

特に睡眠不足が蓄積してしまっている人に効果的といわれている。

 

パワーナップは30分を越えるべきではないとされている。その理由は、それ以上眠り続けると深い眠りに達してしまうからである。深い眠りに達した後に起きると睡眠惰性としても知られる状態に陥り、疲労感がより増してしまうといった結果に繋がる。

 

 

つまり、20分くらいの昼寝です。

 

私はさっそく練習室にを持ち込み、机につっぷして昼寝をするようになりました。

 

タイマーは20分にセット

 

目を閉じて雑念を流し続けます。

 

もちろん20分では眠れない事もありましたが、それでも構いません。無になる系の瞑想と同じような感覚でもパワーナップの効果はあります。

 

 

 

20分後に目を覚ますと、信じられないくらい脳がスッキリしていました。練習へのモチベーションも集中力も高まり、明らかに以前より効率的な午後の練習ができるようになったのです。

 

午後からの仕事や授業がツライという方、取り入れられそうだったらパワーナップしてみてください。やるかやらないかは自由ですが、こんな事でも人生変わりますよ!

 

このようにして、15歳からチェロを始めたというハンデを猛スピードで回収していきました。

 

こういう事を言うと、時々こういう意見を言われる事があります。今まで何度も色んな人に言われました。

 

 

「いつから始めたって遅くない。遅くから始めた所でハンデだと思う必要は無いんだ。」

 

 

半分正しいですが、半分正しくないです。

 

私の経験からして、音楽業界という厳しい競争社会(相手を蹴落としてでもその1つの席を手に入れる)においてはやっぱりハンデですし、このハンデは本当に重くのしかかります。

 

私は大学に入って、3歳からヴァイオリン始めたような人たちとの競争社会に参入して、当然ながら地獄を見ました😱

 

試験では問答無用かつ先生たちの主観で優劣を比べられて優秀者が選ばれますが私は全く選ばれなかったですし、本当に頑張った結果ほとんどの先生が心から素晴らしかった!と言ってくださった時もたった1人の、それもチェロじゃない先生の断固たる反対意見で選ばれなかった事もあります。普通に悔しかったですね。人間が人間を比べるという性質上、そういう事はどこにでも当たり前にあり、そんな些細なはずの事で当事者の人間は悩み揺れまくったりするものです。

 

ご存知かもしれませんが、この地球において、厳しい現実は厳しい現実なんです。

 

 

 

 

だからこそ、血を吐くような練習を私は何年も続けるという事になりました。

 

当時は「高校から始めてもプロになれるんだよ!」という生き証人になろうとか偉そうなこと思って頑張っていましたが、今はそんな安直な事はとてもじゃないけど言えないですね😅

 

 

 

そんな調子でやっぱり練習ばかりの私でしたが、大学3年の終わり頃に再びヨーロッパへ行く事となりました。

 

少しずつ上達を重ねてきた私は、スイスで行われる世界最高峰のチェロセミナーに参加できる事になったのです。

 

世界中から12人の学生がビデオオーディションで選ばれますが、フタを開けてみると、私は12位ギリギリで入ったのは間違いないと思われるような、既に音楽家として有名なメンツばかりでした😅

 

ハンデを乗り越え始め、やっと音楽を楽しもう!って思おうとする気持ちも少しずつ出てきたこのタイミング、第一線で活躍する世界のチェロ奏者たちと一緒に学び、どれだけレベルアップできるのでしょうか?

 

 

ワクワク1 : 9不安

 

 

次回からスイス編!

読んで頂きありがとうございます☺️

 

サイキックでスピリチュアルで現実的なカウンセラー

自動書記ヒーリングアート画家

元ヨーロッパのプロオーケストラチェロ奏者

高橋勇輝

この記事を書いた人

高橋勇輝

自動書記アーティスト、サイキックカウンセラー、プロのチェロ奏者として活動しております。超能力や精神世界との新しい向き合い方を探求し、それらを現実に活かせる芸術的エッセンスとして表現することで、今を生きる人々が互いに個性を楽しみ合えるような「彩」の世界を創りたいです。

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