宇宙を旅する音楽家 泉優

前世(過去世)の悪行は今世に影響する? カルマとは

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前世(過去世)と今世の関わり、カルマ

 

 

ホームページブログに来てくださり、本当にありがとうございます。

下のリンクから、今日の動画に飛びます!

 

 

 

 

 

 

↓以下、動画の内容を文字におこしました。

 

 

そもそも過去世・前世とは?

 

今日は「過去世・前世」というものの考え方についてお話します。過去世はとにかく個人セッションで上がってくる質問トップ3に入るくらい、皆さん興味あるテーマだと思います。

 

個人セッションでは、皆さんの過去世を拝見していつもお伝えしているのですが、今日のこの動画では、そもそも「過去世を知る」ということの意義や、カルマとは結局何か? 今世では本来知る必要のない過去世を知って、どう今の現実に活用するべきなのか?という本質的なところまでお伝えできたらなと思います。

 

それでは、過去世・前世とは何か?ということですが、簡単に言えば「過去の人生」です。

 

人は「輪廻転生」を繰り返しています。これは能力者の経験から申しましても事実であると感じます。僕たちの集合無意識や潜在意識といった宇宙と繋がる情報をリーディングしていくと、確かに過去の時代であると思われる記憶がたくさん出てきます。

 

また同じく「未来世」であると思われる未来の記憶も出てくることがありますが、これは子孫たちの情報をリーディングしていることとあまり変わらないかもしれません。

 

 

 

過去世と前世の違い

 

では「前世」と「過去世」の違いは何かというと、僕は単に前回の人生を「前世」としています。つまり1800年代から1900年代の記憶ですね。そして、前世を含めた全ての過去の人生を「過去世」と区別しています。

 

過去世はとにかくたくさんあります。人の魂は平均1440万回は転生するらしいです。そして地球人の魂はまだ数百回くらいの転生回数であることが多いみたいですね。

 

個人セッションでも「前世を観てください」とお願いされることはよくあるのですが、僕はいつもそのクライアントさんの「守護霊」に「今、この人が知る意味のある過去世を見せてください。」とお願いして、見せてもらっています。

 

そしたらですね、必ずしも前回の人生「前世」が出てくるとは限らず、例えば「1200年くらい昔の時代、転生回数にして10回くらい前の過去世」といった情報が見えてきたりすることもよくあります。

 

 

 

過去世・前世は本来、知る必要のない情報

 

なぜ前世ではなく、もっと遡った大昔の過去世が出てくるかというと、その時に守護霊が見せてくれた過去世こそが「今世において今知ることに意味のある過去世」であるからです。

 

もちろん今知る意味ある過去世として「前世」が出ることもあります。ですが僕の経験上ですが、前世が出ることはそんなに多くありません。

 

では「今知ることに意味がある」とはどういう意味かと言うと、その過去世での失敗経験や成功経験、その過去世で学んだ人生の教訓などが、「今世」の今の現実をより良く生きたり、目の前のトラブルを解決したりする為のヒントになっている場合です。

 

人は転生する時に記憶をわざと消して生まれてくるわけですが、それは人生の攻略法をあえて知らずに、ある種ゲームのようにピュアな状態で楽しむ為です。なので当然、過去世の記憶などは本来は人として生きていて知る必要のない情報です。

 

それでも世の中には過去世の一部を覚えている人がいたり、能力者が過去世を見たりすることができるわけで、それにはそれで意味はあります。

 

人生のヒントがどうしても必要になった時に、人は夢や直感などで自然と過去世の記憶を思い出したり、導かれるように誰か能力者との出会いがあって過去世を教えてもらったり、そういうシンクロニシティが発動するんですね。

 

 

 

過去世を今に活かす

 

過去世・前世の情報って、僕の意見から言うと、そう簡単に気軽に知って良いものではありません。

 

過去世を知る以上は、その過去世のメッセージの意味、なぜ今このタイミングでこの過去世を知ったのか?をしっかり考えて、今の現実の生き方にちゃんと活用する。本気で自分改革をする。ということをしないと、全く過去世を知ったことが無駄になるということです。

 

もちろん大前提として、今の現実に何か問題があるなら、それを解決する為の現実的思考や行動を疎かにしてはいけないと思います。その上でどうしても答えが見つからなかったり、心の不安を解消できなかったり、そういう時こそスピリチュアルなメッセージは本当に深く意味のあるものになります。

 

僕のセッションでもですね、基本的に過去世は「知る必要のある過去世」のみをお伝えするようにしていますので、もし自分の過去世が気になるという方は、遠慮なくお伝えくださいね。

 

 

 

結局、カルマとは何か?

 

次に「カルマ」について少し触れますが、時々出てくるご質問があり、

 

「職場の〇〇さんとなんか馬が合わないんですけど、前世でも戦争で戦ったとか、そういうカルマがある気がします。見てくれませんか?」

 

というような感じのご質問です。

 

そもそも「カルマ」とは「繰り返すパターン」です。もっと簡潔に言い表すなら「クセ」です。皆さんが言うカルマとは「何回も繰り返しちゃう悪いクセ」と言うのが近いかなといつも思っています。

 

確かに「今世でケンカして、過去世でもケンカしてた」というパターンはあるのですが、これは単なる「繰り返しているクセ」なんですね。

 

間違っても「過去世で殺し合いをしたカルマがあるから、今世もうまく行かないのは当然」というようには解釈してはいけないと僕は思っています。今の問題を過去世のせいにしては絶対にいけなくて、あくまで「今の問題の解決のヒントにする」というようにしないと過去世を知る意味はないです。

 

なので「負のカルマ」なんていうのは、今の考え方・捉え方・行動ひとつで一瞬で超越できてしまうものです。カルマに囚われるのではなく、カルマは改善のヒントくらいに思っておくのが良いかなと思います。

 

 

 

恋愛結婚〜あの人とは前世でも出会っている?

 

もうひとつ多いのが、恋愛や結婚に関する過去世のご質問で、「〇〇さんとは凄く気が合うんですけど、恋愛とか結婚に発展しますか?また彼とは前世とかでも出会っていますか?」というご質問ですね。

 

結論から言うと、そういった恋愛対象として気になる人と言うのは、やっぱりどこかの過去世で出会っていることが多いと思います。それも何回も出会っていたりします。何かしら縁があるのは間違いないですね。

 

ただこの話も、基本的には「過去は過去、今は今」で考えた方が、実際には恋愛も結婚もうまくいきます。

 

「過去世でも一緒にいたから大丈夫」という理由づけをしてしまうと、心のどこかが慢心して恋愛成就に必要な努力や、相手の情報取集を怠ってしまい、結果的に失敗するというパターンはよくあります。もしくは「こんな結婚生活じゃなかったはずなのに!」みたいに理想と現実がずれることもあります。

 

当たり前ですが「今の自分は今だけの自分」「今の相手は今だけの相手」ですので、今できる現実的な考え方やアプローチをしましょう。ということですね。

 

あとは「不倫」というテーマでも、よく過去世の話は出てきます。

 

既に結婚している身でありながら、新たに好きな人が現れた場合ですね、「あの人こそが本当の私のパートナーで、もしかしたら前世とか過去世では夫婦だったんじゃないかと思うんです。」とおっしゃられる方にも、今まで僕はたくさん出会ってきました。

 

それで過去世を拝見してみると、本当に夫婦やっている過去世が出てくることもあれば、全くそうじゃないこともありますし、多いのは過去世でも不倫しているパターンですね。この場合は「不倫グセ」というカルマがあるわけですね。

 

 

 

過去世は一話完結の物語

 

ここまで過去世・前世・カルマについて色々とお話してきましたが、そろそろ最後です。

 

「過去世・前世」関連の話で最も多いご質問は、「過去世・前世での悪行により、今世でその報いを受けているのではないか?私は前世でどんな罪を犯したのでしょうか?」というものです。

 

能力者から言わせれば、過去世の悪行により神様に裁かれることはありません。そもそも人生で一度も間違いをしない人間はいませんので、その意味では全員が罪人です。

 

確かに、人間の持つ「後ろめたさ」は、本人の運気を下げることはあります。後ろめたい心は、自分を大なり小なり罰するようなシンクロニシティを呼びますが、これは過去世から来るというよりも、今世の生き方(今世における過去の行動など)の後ろめたさから来ます。

 

どうしようもない過去を恐れるのではなく、今、後ろめたさを感じないような「良い生き方」を実践していきましょう。(実は今の素晴らしい生き方が、過去世のパラレルワールドすら変えることもあります。)

 

過去世とは「一冊の物語・小説」のようなものです。どんな人生を送って、どんな終わり方をしていたにしても、どんなに心残りのある終わり方であっても、一冊の「既に完結した」物語です。

 

人生は一話完結です。

今世を「過去世の続き」のように捉える必要はありません。

 

「過去世で何かを成し遂げられなかったから、今世で頑張ろう!」

「前世では悪いことしたから、今世はこんなに酷い目にあっているんだ。」

 

などとは、考える必要のないことです。もし仮に、本当に過去世の続きや贖罪をする使命があるなら、自分でその記憶をハッキリ持って生まれてくる、もしくは明確に思い出す(妄想ではなく)といった、確実的な啓示があるはずです。

 

今の問題には、今の現実的な事情や問題があるはずです。それを現実的に解決する手段をまず考えることが必要です。

 

もちろん、現実の努力では手に負えない「運気」や「生まれ持った天命」もありますが、それは「過去世・前世」のせいではありません。今の生き方一つで「運」だっていくらでも味方にすることもできます。

 

僕たちは今世は今世で、今の与えられた環境の自分に「できること」「やりたいこと」に挑戦するしかありません。

 

それが自由であるということですし、何より今を幸せに感じるきっかけになります。

 

 

 

今日もご覧いただきありがとうございました! 

皆さんの人生をがより幸せになることを祈っています!!!

明日もゆるやかに生きていきましょう☺️

 

 

 

この記事を書いた人

泉 優

カウンセラー、画家、チェロ奏者として活動しています。

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