「立」未来運命は自己責任で創る。
「立」未来運命は自己責任で創る。

こんにちは、泉優(いずみゆう)です。
カウンセラー、画家、チェロ奏者です。
今日は「心を磨くシリーズ」です。タイトルは「未来運命は自己責任で創る」とさせて頂きました。
運命という言葉がありますが、本来、運と命という2つの漢字にはどんな意味が込められていたのか? 人が生きる上で、最も大切かつ根本的なことは何かを考えます。
Youtubeで喋っています!
以下、文字バージョンです。
お時間のない方は記事にてご覧ください😌
「立」未来運命は自己責任で創る。
今日は、心を磨くシリーズです。
タイトルは「未来運命は自己責任で創る」という、もしかしたら厳しい雰囲気もある感じ?にさせて頂きました😊
今日の一文字は「立」です。
自分で立つ!つまり「人生とは自己責任である」みたいなニュアンスが本来ある漢字です。
自己責任なんて当たり前じゃん、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当にその通りで恐縮です💦
なのですが、例えば占いとかスピリチュアル業界においては、よく運命や宿命といった言葉が登場します。
「占う」という行い自体が、運命宿命を探しているような感じですよね。
占いが当たる当たらないとか、霊感とかで何か運命を見るとか、未来予知とか、前世から背負った宿命とか、色々なお話があるわけですが、
そもそも、運命や宿命という言葉には、その意味を深く遡ってみると、現代の多くの人がイメージする「運命とは決まっているもの」みたいな印象とは異なる意味が隠れていたりします😊
運命運命ってよく聞くけど、本来の言葉の語源を遡ると、「運命」って結局どういう意味なのか? 運命というテーマで、スピリチュアルの場でよく出てくる質問というのがあるので、三つ紹介させて頂きながら、話を進めていきますね♪
☆一つ目に多いのは「気になる彼は私の運命の人ですか?」「私はいつか結婚するのでしょうか?」という恋愛結婚のお話です。
これは僕自身もカウンセラーとして何度も頂いてきたご相談なのですが、実はわりと困るご質問だったりします😅
なぜかと言うと、運命なんてものは決まっていないので、結婚するかしないかというのは、現実のコミュニケーション力とか行動次第という、本当にシンプルな話だからです。
ですので、占いなど、当たる当てないという話でもないのです。
占いで「彼とは結婚する」と言われたのに別れたり、逆に結婚しないと言われたのに結婚したり、そういうお話は五万とありますよね💦
直感的にピンと来たとか、道端で何回も偶然的に出会ったとか、そういう不思議な話は確かに色々あるのですが、だから必ず結婚する運命が決まっているわけでもないのです💦
大切なのは、いかに心を込めて、時間をかけて、誠実にコミュニケーションを重ねていくか?ということだと僕は思います☺️
凄く仲の良い夫婦が、結果論として「私たちのご縁は運命でした」と仰るのは素敵なことだと思いますし、本当に運命なんだなぁ。と僕自身は思ったりするのですが、
恋愛結婚が実る前の段階から、運命を当てにするとわりと上手くいかなかったという話が、もう本当に多いです。。
占い師とか霊能者に「結婚の運命があるから大丈夫です」など言われて、それで安心してまって現実のコミュニケーションの努力を怠った結果ダメになった、という実例を僕はたくさん知っているので、気をつけて頂きたいなと思っております😌
⚪︎「運命」という言葉は、「運ぶ」「命」2つの言葉から成り立ちます。
「命」とは、根源的な尊いもの、一度限りのこの人生を生きる、という意味があります。
この尊い命、人生を運ぶ、というのが「運命」です✨
勝手に運ばれるのではなく、自分で自分の人生を運んでいく、ということです。
こうした言葉の語源から考えても、運命とは、決まっちゃっている「固いもの」は全くありません。
むしろ、未来は自分で運んでいくことができる、自由で柔らかいニュアンスを僕は感じたりして、そうすると運命という言葉も味わい深いものだと思いますが、皆様はどう感じられるでしょうか☺️
☆二つ目は仕事について、「私の仕事はうまくいきますか?」「私は退職して自営業をする運命ですか?」などといったテーマです。
これも同じく少し困るご相談で、自分次第という答えになってしまいます💦
うまくいく運命ならチャレンジする、うまくいかない運命ならチャレンジしない、ということではないのです。
チャレンジしたいからチャレンジする、あとは成功にも失敗にも意味があると思います!
人生とは波があるもので、成功だけの人生はあり得ないので、どんな結果にも自分なりに意味を見出してみたり、より良い未来への反省や糧とする、そういう考え方を自然とできることが幸せに生きる方法の一つだと思います😊
あとは現実問題として、合理的な計画性とか、コツコツとした行動力とか、すぐに結果が出なくても焦らない継続力、そもそも行動を開始するための決断力とか勇気、そういった要素を育んでいくことも必要です。
占い師が言ったからやるのではなく、自分の人生に責任を持ち、どうなろうと自己責任という自立心と覚悟を持つと、かえって迷いは晴れて自由になれると思います✨
⚪︎僕の大好きな言葉を一つ紹介させて頂きますと、「立命」という古い言葉があります😊
命を立てる、自らの命(人生)を自ら立てる、ということですね。
要するに、運命を自分で創る、という意味です。
未来はいくらでも自分で立命していくことができる、そう思って自己責任で生きた方が、人生は楽しくて自由なものになると思います✨
運命が全て決まっているとしたら、それはちょっとつまらないかな、と思います😌
☆三つ目は過去についてですね。仕事の成功失敗、失恋、病気、あらゆる過去について「あの出来事は運命、必然だったのでしょうか?」というお話です。
これに関しては、必然だったと解釈するのも一つの手として良いと、僕は思っています😊
もちろん、反省するべき部分は反省して、反省したことを未来へ実践していくことは大事ですので、必然だったと言い訳するのは、どうかなぁとは思いますが、、
過去は変えられないので、何事も受け入れて、全ての経験を心の糧にして、より良く今を生きるしかないのです😌
過去を受け入れられないのは、不幸な在り方の一つです。何があっても、どんなに悲しくても辛くても、命ある限りは、前を向かざるを得ないです。人間って大変ですよね😂
⚪︎「宿命」という言葉がありますが、これは「宿っている命」ということで、決まっているという意味です😌
さっきの立命とは反対の言葉ですが、一般的に占いの場で行われているのは、つまり宿命探しなんですね。
明らかに宿命だと言えるのは、例えば、生まれた時代や場所、家族、若い時の出会いや経験、生まれつきの身体の特徴などです。
こればっかりは、自力では変えられない、立命できませんので、宿命と受け入れるしかありません😅
また、既に起きてしまった過去についても、宿命だったと言っても別に良いと思います。
問題は、今や未来の努力でなんとかなる可能性が残っていることを、宿命として片付けようとしてしまうことではないかと。そこには無責任や依存が生まれます😓
受け入れるというのは、嫌々な気持ちで諦めるということではなく、どんなことにも意味を見出すという力だと思います。
辛いことがあっても、それによって自分は強くなれたとか、優しくなれたとか、心を磨いたとか、そう思える人って、あまり人生の波に左右されなくて、色々ありはするけど基本的に幸せと自分で言える人が多いです☺️
幸せを掴むというより、基本的に既に幸せというか、これこそ柔らかく生きる秘訣の一つですよね✨
ということで今日は、運命、立命、宿命、三つの言葉を紹介させて頂きましたが、皆様はこれらの言葉をどのように解釈されるでしょうか😊
僕の意見は絶対的に正しいわけではないので、考え方はそれぞれだと思いますが、僕自身は、「立命に生きて、宿命に死にたい」常々このように思っております。
僕にとって立命に生きるとは、自分の判断で決断して、全て自己責任として、自由に選択していくということです。
宿命に死ぬとは、起きたことは全て受け止めて、人として分相応に、謙虚な態度で日々を過ごすことに繋がります。
そう考えると、自然と、人生で本当にやりたいことが絞れたり、毎日を誠実な心で後悔せずに過ごす、、、なんというか、人として自然にゆるやかに生きて死んでいく、ということになると思います。
あくまで僕にとってはですが、こういう考え方が幸せで温かい心持ちを生んでくれたりして、なんかこう、良いんですよね😌
今日も貴重な時間を使って、話を聞いて頂き、ありがとうございました。
僕が話した内容が、何かしらの形で、皆様のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
ご縁に心より感謝申し上げます✨
自己紹介
泉優です。2017年から2020頭まで、ブルガリアのスタラザゴラ国立歌劇場オーケストラでチェロを弾いていました。今は日本に帰国し、オンラインカウンセラーとして、絵描きとして、チェロ奏者として、面白く生きています。この宇宙でただ一人自分にしかできないことを探究し、縁ある人々を少し幸せにすることが生きがいです。
カウンセラー
アート画家
チェロ奏者
泉優(いずみゆう)
恩師へ、精神世界の大切な基盤を、丁寧に丁寧に学ばせて頂き、いま心より、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
タカテル氏「カウンセラー養成コース」
https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12385401913.html
その他、秋山眞人氏の偉大な書籍群、安岡正篤氏「易と人生哲学(竹井出版)」や、Tバトラーボードン氏「世界のスピリチュアル50の名著」にて紹介されている書籍に始まり、今古東西の書籍から、スピリチュアルや哲学、心理学の知識を学び、学び続けております。精進いたします。
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