こんにちは、いつもご覧頂いている皆様へ、心より感謝申し上げます😌

今日は「心を磨くシリーズ」で、易経（えききょう）の教えを１つ紹介します！

タイトルは「元は善の長」とさせて頂きましたが、これは易(えき)に出てくる言葉で、人として大切な生き方の基本を教えています。

「元は、善の長」

まず「善(ぜん)の長(ちょう)」というのは、そのままの意味で、最も善いことです。

「元は、善の長」ですから、人として最も善いこととは何か？というのが「元(げん)」であるわけです。

では「元(げん)」とは何か。あらゆるもの(万物)を生ずる「始め」のことです。元(げん)は、元(もと)とも読みますよね。

春夏秋冬で言うと、春のことです。植物・自然が芽吹いてくる時期ですね✨

人間で言うと、赤ちゃんです。これから人生では色々なことが起こります。大変なこともあるかもしれないけど、希望に溢れています☺️

それでは、人間の心・道徳で言う「元」とは何でしょうか？

答えは「仁(じん)」です。思いやる心・慈しむ心のことです。

思いやるというのは、表面的な見せかけのものであってはいけなくては、心の底、真心からの愛情です。仁愛という言葉がありますね。

仁愛は見返りを期待しません。

分け隔てなく、人の痛みや喜びを、自分のことのように感じることも、思いやりの基本です。

悲しみを分け合い、そこに嘘のない真心があること、これを慈愛と言います。

このような、とっても優しい思いやりの心「仁」こそが、人の善なる心の長たるものであると、何千年か前に書かれた易経が教えているんですね。

僕はここにロマンを感じます。

人の心は普遍的なものです。

現代社会において思いやりを持つこと、あるいは競争社会において真心の思いやりを普段から忘れないこと、きっと人として大切なことだと思います。

ちなみに、「元気」という言葉の「元」は、易経から来ているとも思われます。

自分の中にある優しさや真心の存在を知っている人は、幸せで、心が元気だと思います😊

今日もありがとうございました。

僕が話した内容が、何かしらの形で、皆様のお役に少しでも立てたら嬉しいです。