易経「地中に山あるは謙」本当の謙虚とは
易経「地中に山あるは謙」本当の謙虚とは
中国古典(孔子の論語、易経、中庸など)から、現代日本における道徳のある生き方を研究しています。
今日は「心を磨くシリーズ」で、易経(えききょう)の教えを1つ紹介します!
タイトルは「地中に山あるは謙」です。易(えき)に出てくる言葉で、本当の謙虚とは何かを教えています。
*易経とは、一説には5000年前に現れたとも言われる中国の古典です。優れた修身哲学の書であり、帝王学の書であり、占いの書でもあります。孔子の論語などに比べるとかなり難解で読みにくい本ですが、占いとして占いらしく活用する人は多くとも、生粋の哲学・学問として研究する人はまだまだ少ないです。人としていかにして立派に生きるか?心を磨く指南書として活用できます。
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以下、文字バージョンです。
お時間のない方は記事にてご覧ください😌
易経「地中に山あるは謙」本当の謙虚とは
こんにちは、いつもご覧頂いている皆様へ、心より感謝申し上げます。
今日は「心を磨くシリーズ」で、易経(えききょう)の教えを1つ紹介します!
タイトルは「地中に山あるは謙」です。易(えき)に出てくる言葉で、本当の謙虚とは何かを教えています。
「地中に山あるは謙」
山は普通、大地の上にありますが、
そんな高い山が、あえて大地の下に行く。
という意味で、謙虚の例えです。
易でいう山とは、継続は力なり、ちりも積もれば山となる、というような、長い時間をかけて高く高く積み上げてきたニュアンスがあります。
人で言うと、この道何十年というベテランです。経験豊富で、その仕事ぶりを見れば誰もが認めるような人です。
しかしながら人とは情けないことに、高慢になって態度が偉そうになっていく人もいますよね。当然その人は、仕事はできても人には好かれません💦
そこで「地中に山あるは謙」です。
謙虚な人は、さらに高い山になることを目指して、自分はまだまだであると自覚し、勉強を続けます。
自分の未熟を自覚すると、自然と謙虚でいられるわけです。そうして努力を続けていると、地中に眠っていた新たな才能が発掘されるかもしれません。
謙虚な人はずっと成長し続けるのです。
上っ面のへり下りは本当の謙虚ではありません。
ひたすらに自分の実力を磨き、それに誇りや自信を持ちながらも、おごり高ぶる心を持たないように努めることです。
そこから、他人の考えや立場を尊重する優しさが自然と現れてきます。
たとえ実力が伴っていなくとも、謙虚に真剣に取り組む人は、誰からも好かれるものだと思います☺️
今日もありがとうございました。
僕が話した内容が、何かしらの形で、皆様のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
ご縁に心より感謝申し上げます✨
自己紹介
泉優です。2017年から2020頭まで、ブルガリアのスタラザゴラ国立歌劇場オーケストラでチェロを弾いていました。今は日本に帰国し、オンラインカウンセラーとして、絵描きとして、チェロ奏者として、面白く生きています。この宇宙でただ一人自分にしかできないことを探究し、縁ある人々を少し幸せにすることが生きがいです。
カウンセラー
アート画家
チェロ奏者
泉優(いずみゆう)
恩師へ、精神世界の大切な基盤を、丁寧に丁寧に学ばせて頂き、いま心より、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
タカテル氏「カウンセラー養成コース」
https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12385401913.html
その他、秋山眞人氏の偉大な書籍群、安岡正篤氏「易と人生哲学(竹井出版)」や、Tバトラーボードン氏「世界のスピリチュアル50の名著」にて紹介されている書籍に始まり、今古東西の書籍から、スピリチュアルや哲学、心理学の知識を学び、学び続けております。精進いたします。
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