宇宙を旅する音楽家 泉優

吉田松陰「一善を行えば、一善おのれに存す」

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吉田松陰「一善を行えば、一善おのれに存す」

 
 

中国古典(孔子の論語、易経、中庸など)から、現代日本における道徳的な生き方を研究しています。

 

今日は「心を磨くシリーズ」で、吉田松陰の言葉を紹介します!

 

*吉田松陰は僕が尊敬する思想家の1人で、四書五経など中国思想の古典を勉強した人です。幕末の時代に塾を開き、高杉晋作や伊藤博文、久坂玄瑞など、後に明治維新へと時代を動かした偉人たちを育てましたが、松陰自身は時代の変化を見ることなく、満29歳で世を去りました。今に伝わる彼の言葉は「誠の志を貫く生き方」その大切さを示し、人生を立派に生き抜くための勇気を与えてくれるのです。

 

Youtubeで喋っています!



 

 

 

 

 

以下、文字バージョンです。

お時間のない方は記事にてご覧ください😌

 

 

 

吉田松陰「一善を行えば、一善おのれに存す」

 

こんにちは、いつもご覧頂いている皆様へ、心より感謝申し上げます😌

 

今日は「心を磨くシリーズ」で、吉田松陰の言葉を紹介します!

 

 

「一善を行へば一善おのれに存す。一日を加ふれば一日の功あり。一年を加ふれば一年の功あり。」

 

「1つ善いことをすれば、その1つの善が自分のものとなる。1日の努力は1日の功績になる。1年の努力は1年の功績になる。」

 

 

誇りある生き方をする人は、自分の生き方に自信があるものです。

 

誇りとは、必ずしも何かの才能やスキルの有無とは関係がなく、いかに正しく善人の生き方をするか?という問題の方に大きく関わりがあります。

 

たとえ仕事の経験が不足しており実務的な自信がなくとも、それにより意図せぬ失敗をしてしまおうとも、未熟なりに1日1日の自分にできる努力を正しく積み上げられる人は、大変に立派な生き方をしていると言えます。

 

このような生き方に誇りを持ち、この誇りを自信とすることができれば、人生に感じる幸福度は上がり続けるはずです。

 

 

逆に、不幸せな人の心には、罪悪感が存在していることがあります。

 

それは、誰にもバレていない所で少しズルをしていたり、安物を高く売りつけるようなサービスや商売をしていたり、努力できる余地があったのに必要以上に怠けていたり、あらゆる所に罪悪感が現れます。

 

ですので、善悪の基準は人によって変わるとは言え、自分の真心から信じる善、正しい行動を普段から実践することは、心の底から幸せに生きるためには大切なことだと思います。

 

 

1日1回の善は、1年で365回分の善となり、そうして人間はコツコツと出来上がるわけです。であれば、罪悪感ではなく、中身が善でできている人間を目指したいなと、僕自身は思います。

 

また平成生まれの僕自身もそうですが、便利でなんでもある世の中に生まれた人は、大した努力をせずとも得るということに慣れてしまわないように注意せねばといけないと、思っています。

 

かなりの努力をしなければ得られないものもあるし、そもそも努力をしたところで報われないということも世の中にはあります。ですので成果主義で生きれば生きるほど、人生が苦しくなってしまいます。

 

 

お金、結婚、仕事の成功、名声や地位、いずれも成果主義で考えてしまうのが人の心とも言えますが、全てを得られる人生なんてあるのでしょうか。得よう得ようとして、得られない。ここに不満があり、不満は人生を不幸にします。

 

ですので、1日の努力を重ねて1年にする、という長期的な努力が大切になってきますし、たとえ努力の結果が伴わなかったとしても、毎日の善を積み重ねている人は、その人生に誇りがあるのです。

 

物質的に恵まれていなくとも、最低限としての誇りが心にある人は幸せだと思います。正しく誠実に生きるための努力の積み重ねは、誰にでもできる幸せの法則だと言えるわけです。

 

毎日を善の心で生きる、とても気持ちの良いことだと思います。僕もまだまだ未熟人間ですが、頑張ります☺️

 

 

今日もありがとうございました。

 

僕が話した内容が、何かしらの形で、皆様のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

 

ご縁に心より感謝申し上げます

 

 

自己紹介

泉優です。2017年から2020頭まで、ブルガリアのスタラザゴラ国立歌劇場オーケストラでチェロを弾いていました。今は日本に帰国し、オンラインカウンセラーとして、絵描きとして、チェロ奏者として、面白く生きています。この宇宙でただ一人自分にしかできないことを探究し、縁ある人々を少し幸せにすることが生きがいです。

 

カウンセラー

アート画家

チェロ奏者

泉優(いずみゆう)

 

恩師へ、精神世界の大切な基盤を、丁寧に丁寧に学ばせて頂き、いま心より、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

 

タカテル氏「カウンセラー養成コース」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12385401913.html

 

その他、秋山眞人氏の偉大な書籍群、安岡正篤氏「易と人生哲学(竹井出版)」や、Tバトラーボードン氏「世界のスピリチュアル50の名著」にて紹介されている書籍に始まり、今古東西の書籍から、スピリチュアルや哲学、心理学の知識を学び、学び続けております。精進いたします。

 

この記事を書いた人

泉 優

カウンセラー、画家、チェロ奏者として活動しています。

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