お茶〜植物のエネルギー
お茶〜植物のエネルギー
私はお茶を淹れるのが趣味です。
煎茶や玉露が好きですが、
ほうじ茶、玄米茶、抹茶、紅茶、ジャスミン茶、各種ハーブティーなども気分に合わせて頂きます。
海外ブルガリアに移住した私が最初に陥った症状が、日本食および緑茶への飢えでした。
ドイツやフランスなどの普通の国であれば、アジア食材専門店が必ずどこかに存在するのですが、
ブルガリアの場合、全然無いのです。
一応首都ソフィアのアクセスの悪い、車でないと行けない場所にあるのですが、私が住む街からはとても行けないです。
日本食や緑茶を口にできない生活が始まり、
とにかく私は飢えました。
そんなこんなで最初の休暇までの月日を耐え抜き、日本に帰省した私は大量の茶葉と急須を購入し、ブルガリアに持って帰りました。
こうして始めた趣味がお茶です。
日本にいた頃、ほとんどコンビニのペットボトルの緑茶しか飲んだ事がありませんでしたが、
ちゃんと茶葉から淹れたお茶は、
香り、青さ、旨み、甘み、渋み、
全てが全然違います!
とんでもなく美味しいのです!
職場のオペラ劇場で、本番の合間に茶葉から淹れた本物の煎茶を飲む。
これぞ日本人の心です。
ブルガリア人の同僚たちは、緑茶の繊細な嗅覚味覚の粋が、なかなかわからないようです。
「薄い」って言われました笑
出汁もそうですが、日本独特の捉え方である、「淡み」が理解し難いみたいです。
お茶とスピリチュアル
精神世界からの視点から言っても、
お茶は素晴らしいと思います。
お茶は植物のエネルギーに属します。
古来の易(えき)で言う、震(しん)のチャンネルですね。
木が枝葉を伸ばし、
花や実をつけ、
自然と虫や動物たちが集まる。
そんな木が地面に根を張るように、
強く揺るぎなく成長し、
人間関係の枝葉を伸ばし、
周囲が賑やかに楽しくなる。
そんな要素をサポートするエネルギーですので、成長発展したい時や、人間関係を広げたい時にはベストです。
⚪︎植物のエネルギーを強め、お茶を美味しくするパワーの自動書記↓
本来の日本茶文化
お茶はもともと、霊的感覚を研ぎ澄まし深める手段でもあったそうです。
茶室には普通、まる窓と掛け軸がありますが、これらも霊的視点から考えると、茶道具として必要なものです。
霊的視点で言う「お茶を頂く」とは、
気の良い土地の茶葉と水で作ったお茶を、
同じく良い土から作った茶碗で頂くと、
心身が緩みリラックスしていきます。
すると、小さな茶室のまる窓をゲートとし、
掛け軸の中の世界にトリップしてしまう。
という流れで霊的旅行(幽体離脱)をする手段でした。
大量に栽培されるようになる以前のお茶は、パワースポットの奥地に少ししか生えない、大変貴重な植物でした。
本来パワースポットにしか自生しないお茶のエネルギーを、幸いにも現代では手軽に取り入れる事ができます。有難いですね。
お茶は良い事ずくめです。
やっぱり茶葉から淹れたお茶は本当に美味しいので、普段ペットボトルでしか飲んでいなかったという方は、ぜひ一度お茶を淹れて飲んでみてくださいね!
東京などには、淹れたて煎茶を頂ける、日本茶カフェもたくさんあるようですよ。
☆それでは最後に、色々なお茶を試してきた私のオススメを紹介させてください。
(最初に何を選ぶべきかわからない。という人用に、とりあえずこれ!という物を選びました)
⚪︎煎茶 薫風(くんぷう)
(一保堂茶舗,京都,宇治茶)
一保堂茶舗さんには、幾つかのグレードの煎茶がありますが、ぜひ薫風以上のものも一度は試して頂きたいですね。
何も言う事はありません。香り、旨み、甘み、渋み、バランス、全てが最高峰ですので、とにかく飲んで味わってください。という感じです。
また私は、1番安価なグレードの煎茶も普段使いに頂きますが、こちらは桜や金木犀などの花を自分でブレンドし、フレーバーティーにする事も多いです。自由に楽しんでいます。
⚪︎MARCO POLO (マルコポーロ)
(マリアージュフレール,フランス,紅茶)
パリの紅茶の老舗マリアージュフレールさんの、マルコポーロという紅茶です。こちらもたくさんの種類のお茶が出ていますが、まずは1番人気で有名なマルコポーロです。
缶を開けた瞬間にその香りの虜になってしまいます。華やかでフルーティな強めの香りですので、初めての方は驚かれるでしょう。
マルコポーロの他にも素晴らしいフレーバーがたくさんありますので、開拓していく楽しみもありますね。ちなみには私はジャスミンのフレーバーティーが好きです。
読んで頂きありがとうございます!
高橋勇輝
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